GO-ROAD-JP PROJECT

スポーツバイク、主にロードバイク初心者さんから中級者さんを応援するためのブログです!

【ビギナー必見!】ディスクブレーキ?リムブレーキ?結局どっちがいいの?【後編】

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こんにちは、GO_ROAD_JPのGAMIです。

前回の記事ではリムブレーキのメリット・デメリットをメインにお話ししました。

まだご覧いただいていない方はまずはそちらから読んでみてください!

今回は後編ということで、ディスクブレーキのメリット・デメリットについてお話していこうと思います。

 


ディスクブレーキモデル

 

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メリット

 

1.リムブレーキと比較して軽い力でブレーキできる。

 

オイルの圧力を用いてブレーキングを行う油圧ディスクブレーキと、ワイヤーを人間の握力を用いてブレーキングを行うワイヤーブレーキモデル。

リムブレーキがほとんどですが、一部ディスクブレーキあり)

やはりディスクブレーキの方が圧倒的に楽にブレーキができます。

峠の下りや寒い季節のブレーキングはもうディスク以外ではやってられないと思うほどです。(一度使えばわかります)

 

 

2.エンド剛性が高い

 

最近のディスクブレーキ仕様のロードバイクは、スルーアクスルというシャフトでホイールをフレームに固定しています。

リムブレーキモデルのクイックリリースと比較するとシャフトの太さは一目瞭然。

また、スルーアクスルはクイックリリースと違い、直接フォークやフレームに貫通させて固定します。ガッシリです。

これにより、コーナー等でバイクを倒したときに起こるエンド部のたわみなどが抑制され、安定した走りを実現できます。

挟みこんで終わりのクイックリリースの時代は終わったのです。

 

3.カーボンホイールをガンガン使える

 

リムブレーキは文字通り、ホイールのリム面を挟み込んでブレーキングをします。

そのためどうしてもリム面が摩耗したり、熱を持ったりして変形をする恐れなどがありました。高いのに!!!!

しかし、ディスクブレーキはリムでブレーキをするのではなく、 交換可能な ブレーキローターを挟み込んでブレーキングをします。

お察しの通り、カーボンホイールを使用するうえでの最大のデメリットが消滅したといっても過言ではありません!

さあ皆さん、ガンガンカーボンホイール使いましょうぞ!

さらに言えばリムを削る心配がないので各メーカーもその分リムを薄く仕上げることができ、ディスクブレーキ仕様のホイールはリム重量が軽い場合が多いです!

 

4.重心位置が低い

 

リムブレーキはほとんどの場合フォークとシートステーの上側にキャリパーが位置しています。

自転車全体の半分より上側です。

ディスクブレーキはフォークとフレームのエンド部にキャリパーが位置しています。

自転車全体の下側です。

重量物が下側に来ると車体は安定しますし、ダンシング時の振りも軽くなります。

多分物理学的にそうなのでしょう!

私が乗った印象はかなり安定しているのでそうだと思います!

(ユーザー目線)

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5.今後メーカーはディスクブレーキをメインに作る

 

アメリカの自転車メーカーたちは、リムブレーキの研究開発を行わないといってるくらいです。

そして今後、最新技術を用いられて作られるフレームの大多数がディスクブレーキ仕様だと思われます。

懸念されていた「リムブレーキの方が軽い件」も現在のUCIルールの中では解決していると思いますし。

 

 

デメリット

 

1.重量が重い?

 

重量に関してなのですが、UCIルールで定められている6.8kgくらいは余裕で実現しています。

つまり何が言いたいかといいますと、重くはないです。

しかし、重量制限がない国内アマチュアイベントなどではリムブレーキモデルの方が安く、軽く仕上げることができます。

また、同じメーカーの同じ車種でディスクブレーキとリムブレーキで比較するとリムブレーキモデルの方が軽いことがほとんどです。

ですので重量面ではまだリムブレーキモデルに軍配が上がっているというところでしょうか。

 

2.メンテナンス性が悪い

 

ディスクブレーキはリムブレーキと比較して、とてもシビアな作りをしています。

キャリパーの位置が少しずれるだけで音鳴りがしますし、ブレーキオイルの交換やエア抜きもとってもめんどくさいです。

YOUTUBEに動画が上がっていると思うので見てみてください。

ただし、これらの問題は自転車屋さんにお任せすれば一発で解決ですね!

 

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3.値段が高い

 

フレームとコンポーネント、どちらにも共通して言えることですが、ねだんがリムブレーキモデルと比較して高いです。完成車だと5万円以上違うこともあります。

おそらく、まだ発展途上で生産コストがまだまだかかっているということや、部品点数が多いからと予想されます。

まあしばらくしたら安くなりますよ!多分。

 

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以上がディスクブレーキのメリット・デメリットの紹介でした!

 

まとめ

今回私がお話したことはあくまでも2021年1月時点でのお話です。

これから先、ロードバイクがどのように進化していくのか楽しみで仕方ないです!w

私がディスクブレーキ信者ということもあって、やや(?)ディスクブレーキ寄りの内容になってしまいました💦

リムブレーキも使ってましたが、やっぱりディスクブレーキ、いいですよ!

皆さんも新しくロードバイクを購入する際は参考にしてみてくださいね!

それでは!

 

【ビギナー必見!】ディスクブレーキ?リムブレーキ?結局どっちがいいの?【前編】

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こんにちは、GO_ROAD_JPのGAMIです。

昨今のロードバイクには大きく分けて2種類のタイプがあります。

そう、リムブレーキタイプ or ディスクブレーキタイプ です。

どちらのシステムが優秀なのかの論争は今現在も絶えません。

そこで今回は私の独断と偏見で結局どちらが良いのかをリムブレーキが前編・ディスクブレーキが後編でざっくりとまとめてみました。

 

 

 

リムブレーキモデル

メリット

 

1.重量が軽い

 

リムブレーキの良いところは重量が軽いところです。

長年リムブレーキタイプが主流だったロードバイクはやはりリムブレーキモデルの軽量化が一番進んでいて作りやすいそうです。

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2020年のツールドフランスでは1位と2位を争ったポガチャル選手とログリッチ選手は両者ともリムブレーキモデルでした。

理由はおそらく、提供を受けている自転車のディスクブレーキモデルではUCIルール下限の6.8㎏に近づけることが難しいからと予想できます。

(選手の好みなどもあるかとは思いますが)

特にBIANCHIのOLTRE XR4のディスクブレーキモデルはそこそこ重量があるみたいですし・・・

※写真(Credits Team Jumbo-Visma)(J SPORTS 編集部 phototed by Yuzuru SUNADA) より

 

2.メンテナンスが容易

 

リムブレーキモデルの自転車はドライブトレインを含めかなり簡易的な作りになっています。

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そのためメンテナンスや洗車などは個人でやってしまう方も多いです。

ブレーキ周りは後編で紹介するディスクブレーキタイプと比較してかなりメンテナンスが容易なところが特徴です。

※サイクルスポーツ photo 小見哲彦氏 より

 

3.中古市場が安い

 

ディスクブレーキモデルが主流となりつつある今、以前だとかなりお高かったロードバイクが半額以下で買えちゃうことがかなり多いです!

ハイエンドなモデルにも30~50万円あれば乗り出せるほどに!

少ない予算でいい自転車に乗りたいのであればリムブレーキモデルの

中古品がおすすめです!

ただし、中古品はそれなりに知識がないと何かがあった時に対処ができませんのであらかじめ対応してくれるショップなどを探しておくか、YOUTUBEなどであらかじめ勉強しておきましょう!

 

 

 

デメリット

 

1.ディスクブレーキと比較してブレーキが利かない

 

人間の握力でワイヤーを引っ張り、その力でブレーキングをするリムブレーキタイプは

油圧の力でブレーキングするディスクブレーキタイプと比較してやはり効きが弱いです。(構造上当然ですが)

手がかじかむ冬場やロングライドで手がつかれてきたとき、長いダウンヒルなどではこの差はとてつもなく大きく感じます。

また、ホイールのリム面でブレーキングをするため表面が濡れていたりすると途端に止まりにくくなります。

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※www.cycle-gadget.com より

 

2.エンド剛性が低い

 

 リムブレーキタイプのロードバイクはクイックリリースという細い棒状のものでホイールを固定しています。

ディスクブレーキの12㎜シャフトスルーアクスルと比較するとどうしても固定力に劣り、エンド剛性も低くなりがちです。

コーナリング時やスプリント時にその違いを感じます。

 

3.カーボンホイールが気楽に使えない

 

ホイールのリム面を挟んでブレーキングをするリムブレーキではどうしてもブレーキング時にリムを摩擦で削ってしまいます。

アルミホイールであれば気になるほど削れることは少ないですが、これがカーボンホイールとなるとまた話が別です。

カーボンはアルミほど摩擦に強くはありません。

そのためブレーキングを重ねると、次第にリム面が減っていき最後には穴が開いて使えなくなるなんてことも。

また、長時間連続してブレーキをかけ続けていると熱を逃がしきれずにリムが破裂するみたいな実験データもあったりしますね。YOUTUBEで検索!

 

4.重心位置が高い

 

リムブレーキタイプは一部を除きフロントブレーキはフォークの上部、リアブレーキはシートステイの上部に位置しています。

これはロードバイクの中心位置より上部に位置していることになります。

中心より上部についているパーツが多かったり重かったりすると、どうしてもダンシングしたときに自転車を振りづらかったり走行中も足元が安定しない印象を抱きます。(ディスク比)

 

5.一部メーカーがリムブレーキモデルの生産をしないと宣言している

 

主にアメリカブランドになりますが、コストの面からエントリーグレードにはリムブレーキモデルを残すがハイエンドやミドルグレードでリムブレーキモデルを作らないと

宣言しているメーカーがここ数年で出てきました。

スペシャライズドやトレック、キャノンデールあたりですね)

世界的にも力を持ったメーカーがディスクブレーキモデルに舵をきったこともあって、今後他メーカーも追従することが予想されます。

 

以上がリムブレーキモデルのメリットとデメリットの紹介です。

 

後編ではディスクブレーキモデルのメリットとデメリット、まとめをお話しします。

ぜひ後編もご一緒にご覧ください!

 

最初の一台!ロードバイクの絶対に後悔しない選び方!

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こんにちは、GO_ROAD_JPのGAMIです。

この記事をご覧になられているということは、

どのロードバイクを買えばいいのか悩んでいるんですね?

 

私も最初のロードバイク選びには3か月ほど悩みました💦

ですのであなたがどのようなことでお悩みなのか大体わかります。

ですので簡単で、絶対に後悔しない

最初のロードバイクの選び方をお伝えします!

 

ロードバイクを選ぶときは以下の3つのポイントがあげられます。

1、予算 2、デザイン 3、性能(重さや材質含む)

 

 

 

1,予算

まず一番大事な予算ですが、

必ず最低10万円は見ておいてくださいね!

よくわからないメーカーで5万円ほどの

ルック車といわれるロードバイクを買うと

後悔します。失敗します。絶対にです。

 

強めなことを言いますが

最低ラインの10万円が用意できないのであれば

お金を貯めて再検討しましょう!

後悔してほしくないので!

 

2,デザイン

次にデザイン。

美しさなら欧州、新進気鋭な欧米、

シンプルかつ高コスパなアジアブランドたち。

予算の中でできるだけ自分の趣味趣向とあった自転車を選びましょう!

デザインが気に入らないと

他人のロードバイクに目移りしてしまって、

愛車を楽しむことができなくなってしまいます。

非常に大切なポイントなんです。

 

SPECIALIZED、CANNONDALE、

TREK、GIANT、BIANCHI etc...

多くのスポーツバイクメーカーのホームページから

お気に入りの一台を見つけ、取扱店に在庫があるか聞いてみましょう!

 

3,性能

最後に性能ですね。

まずカーボン・アルミ・稀にクロモリ(鉄)

といった材質などが一番わかりやすい指標ですね。

カーボンが買えるのならカーボンが大正解です。

なぜなら最後に行き着く先は結局カーボンだからです。

アルミが悪いとは言っていませんが、やはりカーボンです。

 

その次に変速機やブレーキなどのコンポーネント類。

これはSHIMANO製品が付いていればOKです。

なんて言ったってSHIMANOですから。

(典型的なSHIMANO信者です)

その中でも105以上がついていれば完璧です。

レースにも耐えられますから。

 

4,最後に

以上の内容をざっくり要約すると

予算内の中で一番かっこよくて性能がいいものを選べばよいということです!

 

かなりざっくりですねw

だけど実際に悩んでいるのはこの3点だと思うんです。

 

追記しておくと最初の一台は

しっかりとした自転車屋さんで買いましょうね!

走行会などを行っているお店なども最近は多いので

そこで仲間を作りましょう!

小難しい整備とかも丸投げできますしw

 

今回の記事はこのあたりで!

 

わからないことがあれば

Twtterでご連絡いただければお答えしますので

お気軽にどうぞ!

 

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